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〈にっぽん鰻旅 ベスト50〉独断と偏見で選んだうなぎ屋満足度ランキング発表!!

総論

約6年かけて日本全国53軒(香港1軒)の鰻屋をめぐりました。
思えば、母親の葬式の後に親戚一同でいただいた、名古屋の「うなぎ西本」が子供の頃に私が食べた鰻の原点。
さすがに画像が残っていなくて、今回は除外しました。
ランキングをまとめてみて判ったことがあります。
採点の傾向として…
①家族経営で、しっかりコミュニケーションが取れる店に甘い。(伊賀喜、むらかみ、八舟)
②予約不可で行列を強いるオペレーションの店に厳しい。(ラーメン屋じゃないんだから)
さらに名古屋生まれで、関西風の地焼きで鰻を覚えた私の嗜好から
蒸して柔らかくなり過ぎた鰻に厳しい。
厚みのないペラペラの鰻を評価しない。
内心は価格=コストパフォーマンスが採点に大きく影響しているかと案じていましたが、小田原・友栄や三島・むらかみのように合計で1万円を超えるコストを払っても、好印象を抱いている店もありました。
年齢的には今年60歳を迎え、コッテリ系の関西うなぎに点数が辛くなってきています。
元々は身が貧弱な関東風に冷たかったんですが、照り焼きに近いやり過ぎの関西風は90点を超えないようです。
それと、横浜や金沢、仙台のように、鰻に頼らなくても他に旨いものが山ほどある都市は、鰻屋のレベルが高くないと感じました。たぶん福岡や北海道も同じだと想像できます。
読み返すと、結構手厳しく失礼なことも書いてしまっていますが、今や鰻は高価なご馳走。
5千円をしばしば超える対価を払う一顧客のその日の感想として、ご容赦ください。
昨今の鰻の仕入れは厳しいことも、日々クオリティを保つことがどれだけ困難かも重々理解しております。
できれば鰻を食べている途中で、誤嚥性肺炎で喉を詰まらせて成仏したいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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