パスポートの更新申請をマイナポータルからやってみた!!~海外旅行快適化計画⑪

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私のパスポート(旅券)の有効期限が11月中旬までになっていました。
まだ3ヶ月以上の猶予があるとはいえ、残存有効期間が案外短い国があるんです。
例えば香港は1カ月でOKだけど、マカオの入国審査では《90日+滞在予定期間》が必要となり、この条件を満たさないと入国拒否されるはず。
確かに前回7月の渡航時でも、香港エクスプレスのチェックイン時やマカオでの入国審査では、珍しく私の旅券を長時間チャックしていた記憶があります。
次回のマカオ遠征を10月に予定しているため、そこでは今のパスポートは使えません。
ということで今回の〈海外旅行快適化計画〉のテーマは「パスポートの更新」です。

▶ 目次
パスポートの切替申請はオンラインでやる
パスポート受取も格段に時間短縮されている

パスポートの切替申請はオンラインでやる

今回はパスポートの切替申請を是非オンラインでやってみたいと思っていました。
そのためにスマホをOPPOのReno9に買い替えました。

(以前の機種はおサイフケータイの機能がなく、マイナンバーカードの読み取りができなかったんです)
正直、私は行政関連のデジタル化は大賛成なわけで、マイナンバーカードも取得できる最初の月に作りました。
私の妹や友人なんかでも、不用意に怖がってカードを作りにいかない輩がいます。
敢えて言います。
「日本のデジタル化の抵抗勢力になるなら、他の国に亡命してしまえ!!」
確かに個人情報の漏洩はしばしば起こります。
けれどもマイナンバーが流出したことで、銀行預金を抜かれたり税金が多目に請求されたなんて話は聞いたことがありません。(保険証の病歴が他人と入れ替わったら確かに怖いけど)
そもそも怖がっているヤツに限って、財産を大して持ってなんかないんです。
長くなるからここで打ち切りますが、便利になり生活効率がよくなるなら前に進もうじゃないですか。
話をパスポート申請に戻します。
通常のパスポートの更新の場合、自治体(都道府県)のパスポートセンターに書類提出と受取に2回出向く必要があります。
それがマイナポータルによる切替申請を利用すると、受取のときだけ行けば済みます。
※郵送によるパスポートの受け取りはできません。(家族による代理受領もダメ)
では、マイナポータルによるパスポート切替申請の手順に進みます。
まずはマイナポータルのアプリにログインし、やることリストあたりから〈パスポート〉を探して、次の画面に移動します。

パスポートの新規発行や紛失などの場合は、オンライン申請できる条件が違うようなので、ご自分でお調べください。
切替申請(更新)の完全な手順は、マイナポータル公式サイトのマニュアルをご参照ください。
ここでは省略します。
要点だけ書くと、旧パスポートをスマホで読み取ることにより、記載事項の入力が省けるのでかなり便利。
自分で入力するのは緊急時の連絡先や本籍地くらい。
そして注目はこれ。
画像や自著(サイン)もスマホの画像をアップロードすればいいんです。
①まずは顔写真から。

ここから進みます。

アプリ内のカメラを起動すれば、ガイドに沿って撮影するだけ。

気をつけるのは、スマホで自撮りすると左右が反転(鏡像)されてしまうこと。
これはNGなので誰かに撮ってもらう必要があります。
おひとり様の私の場合、それは無理なので、自宅内で三脚を立て白バックの場所を探して撮影しました。
アプリからの撮影でないため、PC内で規定の画像サイズ(縦730ピクセル×横600ピクセル)にトリミングしました。まぁこの方がたくさん撮影して、好きな表情を選べる利点がありました。
ちなみにパスポートセンター前にある写真屋の撮影費の相場はこれ。

1,100円からってのが気になりますが、駅にあるスピード写真よりかは少し高めでしょうか。
②続いて自著(サイン)の画像を準備。
白い紙に自分の名前を書いて、アプリ内のカメラで撮影するだけです。

これは簡単。(ただし最初に申請した際は、文字にカスレがあるという理由で再申請の連絡がありました)
仕上がりはこんな感じになります。

顔写真の画像準備を除けば、15分くらいの作業でした。
ただ私の場合、もう1点不備がありました。

マイナンバーカードに付与する〈署名用電子証明書〉とやらが期限切れになっていました。

最後の最後にこんなアラートが出たため、三浦市役所の市民課に出向いて、パスワードを再設定してもらう手間がかかりました。
これには腑に落ちない点もあって、横浜市から転居する際に区役所でカードの住所変更をしてるんです。カード自体には三浦市の新住所が記載されているのですが、三浦市役所市民課の端末で確認してもらうと、私のプロフィールデータが消えていると言われました。同時に署名用電子証明書のパスワードも無効になっているわけです。
でも今年の確定申告はマイナンバーカードを使ってできたんだよなぁ。意味が分からん。
というわけで、パスワードの再登録のために、保存中断していたデータを再開し、正式に切替申請を終えました。
審査は1日で終了。こんな通知が来ます。

自著データの再送付があったのを除けば、土日を入れて約1週間で交付できることになります。
クレジットカードでも手数料が払えるようです。
10年のパスポートを選択したので16,000円。

文末のリンクから手続きできました。正式な決済は交付完了時にされるとのこと。
あとは新パスポートを取りにいくだけです。久々に横浜の街に出かけるなぁ。

パスポート受取も格段に時間短縮されている

神奈川県三浦市民である私の場合、パスポートの受取場所として指定できるのは、以下の4か所。

紙で申請する場合は、横須賀合同庁舎内にある出張窓口も使えるのですが、申請は火曜日だけで受取はできません。
まぁ普通に横浜の産業貿易センタービルに出向くしかないわけです。
場所は山下公園の北西側の切れ目(日本大通り側)にあります。

これが産業貿易センター。なんかこの前、カツカレーを食べにきたような…。

パスポートセンターは2階。

申請と受取で入口が違うようです。

指示に沿って左の方へ。

わざと判りにくくしているのか?

電子申請は別の窓口になっています。

中では申請の窓口と繋がっています。
でもなんか人が少なくないかぁ?

昨年、東京・有楽町の交通会館を訪れた際は、申請者で行列ができていた記憶があるんですが、平日14時とはいえこんなものなんですかね?
ちなみに電子申請の窓口は私以外に誰も並んでおらず、すぐに手続き開始。
マイナポータルからダウンロードした受付票の画面を見せ、右上のQRコードを読み取ってもらいます。

他に必要なのは古いパスポートだけでした。
さらにクレジットカードで支払いを済ませていることもデータ上で判るため、間違って印紙を重複して買っていないか確認されました。
↓引換用のレシート。

私がこの番号を渡された時点で、5190番の方が受け取りを終えていたため、5分と待たずに呼び出しを受けました。
あっさり新パスポートをゲット。

古いパスポートと較べてみると、色味が少しだけ明るくなっているかな?

前のものには穴が開けられています。

この模様にどんな意味があるかは不明。

あっという間に手続き終了。
10年前に東京都庁のパスポートセンターで更新手続きをした際は、30分くらいかかった記憶があります。
35年前に交通会館で初めてパスポートを作ったときは1日仕事でした。
戸籍謄本などを役所でもらってこなきゃいけなかったから、凄い手間でした。当時って銀行預金の残高照会を提出してなかったっけ?
三浦市の家からは往復で2時間半くらいかかりますが、手続きは約10分。便利な世の中になりました。
ただ前のパスポートの裏表紙に貼ってあった、香港の自動化ゲート通過のバーコードも無効になってしまいました。

次回、香港空港で再発行の手続きをしなければ。次の課題です。

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