まさに首都圏NO.1。噂の小田原〈友栄〉で青うなぎ〜にっぽん鰻旅【第21弾】

《当サイトはアフィリエイト広告を利用しています》

▶ 目次
1.アンジャッシュ渡部氏が絶賛

2.幻の青うなぎとは?
3.友栄へのアクセスと予約方法
4.感動の青うなぎを堪能

アンジャッシュ渡部氏が絶賛

10月7日(月)の有給休暇を使って、小田原のうなぎ亭 友栄に行ってきました。
そう今や、関東でNO.1と評判の鰻の名店です。
ミシュランで1つ星を獲得したとか、食べログアワードでシルバーを受賞など誉れ高いお店。さらにアンジャッシュの渡部建氏がテレビで紹介したことから人気が爆発したようです。


幻の青うなぎとは?

ここは希少価値が高い〈青うなぎ〉を食べさせてくれることで有名。

青うなぎとはそもそも、岡山県の児島湾に生息する天然うなぎで、吉井川と旭川が合流する周辺の汽水域がある青江地区のみで獲れるそうです。
この汽水域はプランクトンが豊富で、それを食べにくるアナジャコという魚はアミノ酸の一種であるカウリンを多く含んでいるんだとか。で、青うなぎはそのアナジャコを餌にしているってわけです。いわば食物連鎖の奇跡みないなものですな。
さらに、この水域は水質がとてもきれいなため、一般的な鰻にある泥臭さもないと。
ただし、友栄がこの岡山産の天然鰻を提供しているという事実はなく、主に焼津から直送された養殖の青うなぎを使っています。まぁ捕獲量の少なさを考えればやむを得ない話です。
養殖とはいえ、友栄の鰻の肝は天然と間違えるぐらいしっかりしていると言われていて、通常の約1.5倍の大きさのふっくらとした最高ランクなんだそうです。しかも地下100mの湧き水で洗い作業をしているという徹底ぶり。
お店の創業は1978年で、2014年12月にリニューアルして今に至ります。

友栄へのアクセスと予約方法

お店の場所は、小田原厚木道路の「箱根口IC」を降りて、国道1号線を箱根方面へ向かってすぐ左側。
電車なら箱根登山鉄道の風祭駅から歩いて約10分。鈴廣かまぼこ博物館が目の前です。
予約方法がこれまた特殊で、席の予約ができません。
そのかわり鰻を確保する必要があります。
事前に電話して、訪問日と何を食べたいかを伝え、必要な鰻を取り置きしてもらいます。
で、当日到着したら来店を告げ、席が空いていない場合は順番待ちをします。その際に概ねの着席時間を教えてもらい、それまで自由に過ごすことになります。早めに空いた場合は電話で呼んでくれるんだとか。
でも、土日だと2時間近く待つこともあるって噂。だからこそ平日の有休を使って訪問する必要があったわけです。
ということで、その日は箱根口に10時半に到着。
開店は10時。まぁ合格ラインでしょう。鰻を食べるために9時に家を出ているというのも複雑な心境です…。

店前の駐車場が1台分だけ空いていて、そこに停めました。埋まっていたら、国道の反対側にある第2駐車場を使うことになります。

お店はビルではなく、二階建ての新しめの一軒家という感じ。
11時前だというのに、店内にも店前にも結構な客がいてびっくり。
人の群れを縫って、レジ前に行き、着物姿の女中さんに来店を告げます。
カウンターでも構わなければ、準備ができたらすぐに席の用意ができると言われ、当然それを選択します。
ちょっとの間だけ、待合所で待機。

洗面所を借りたら、その豪華さに驚愕です。

放尿するのが躊躇われるような艶やかな陶器の便器。

待ち時間5分で1階のカウンター席へ。窓から国道1号線が見えます。

箸置きも青うなぎで小技が効いています。
大勢いる女中さんは応対も丁寧で、説明も慣れたもの。
下の画像がメニュー。

うな重は上のみで5,400円。ご飯の大盛・おかわりは無料なんだとか。
しら焼は5,300円。割きたてのきも(肝焼き)はたれとわさびが選べ、800円です。
私の注文はうな重としら焼と肝焼です。
他の一品メニューはこちら。


私には無縁ですが、日本酒も豊富みたいです。

オールフリー(400円)をいただきました。

感動の青うなぎを堪能

10分程度で「うなぎの割きたてのきも(たれ)」が到着。

黄身の赤い、見るからに高級そうな卵がついてきます。

タレが辛過ぎず、肝の苦みもなく濃厚な味。卵を絡めるとさらに美味。

他では味わったことのない絶品の肝でした。これは食べる価値あり。
続いて、しら焼が登場。

薬味は柚子胡椒と山椒味噌。生わさびは自分でおろします。


山椒味噌(上の画像左)がちょっと甘めでいい風味。自家製らしいです。
柚子胡椒は味が想像どおりすぎて、私の好みではありませんでした。

鰻の厚み、フワトロ加減とも抜群。
脂がのりもよく鰻の味がしっかりしています。醤油をつけずワサビだけでも美味い。

サワガニは飾りかと思っていましたが、素揚げしてあるのでそのまま食べられます。

しら焼を食べ切ったところで、卓上のチャイムを押して、うな重をお願いします。
すぐに上うな重が運ばれてきした。

さぁ、注目の青うなぎのお出まし。

見事な照り。美しい鰻がそこにありました。

想像通りのフワトロ加減。身の厚さにも満足。

タレはかなりあっさりめ。
見た目の照りからは逆の印象です。甘過ぎることもありません。
それでいて、鰻本来の味をしっかり感じます。臭みなど一切なし。

硬めに炊かれた米が美味しいです。ご飯の量は大盛でも程々。やはり年配と女性が多いからでしょうか?
特筆ものなのが粉山椒。
こんなに緑色の山椒を初めて目にしたような。
そして凄い香りにして激うま。鰻の良さが際立ちます。

セットでついてくる肝吸。上品な味。


漬物の量もサービス満点。口直しに最適でした。

完食。美味しゅうございました。
さすがに鰻2匹はToo Much。

総合満足度は100点満点で、
96点。間違いなく関東最強です。
ただし若干の薄味と、価格と待ち時間で2点ずつ減点しました。
関東のトップクラスの鰻であることは疑いようのない事実。
鰻好きなら一度は味わってみるべき逸品です。
お勘定は13,090円。それでもツライ…。

営業時間/10:00〜17:00
定休日/木曜日・金曜日

こんな記事も読まれています。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。