早咲きの河津桜は京急沿線の人気観光コンテンツ~「三浦海岸桜まつり」~三浦半島だより#3

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三浦市に転居して、約2カ月半が過ぎました。
年末に引っ越して1月下旬に父が亡くなり、片付けが終わって実家から戻ってきた2月上旬から、突然、私の家の周りの人口が増えました。
三浦名物の河津桜の名所が近所にあったんです。
〈小松ヶ池公園〉という我が家から200mばかり先の線路沿いを、観光客らしき集団がひっきりなしに歩いているわけ。

京急三浦海岸駅前も大賑わいです。

駅の看板まで桜があしらわれ、

〈さくらまつり〉ののぼりが、そこらじゅうに立ててあります。

駅前の広場には露店が毎日出店。

三浦名物のマグロや野菜だけでなく、普段あまり聞かない怪しげな品物も、陳列されています。

見たことのない密集状態で、人がたむろってます。だいたい何か食ってますよね。
ここが駅前で、そして私の家じゃなく、小松ヶ池公園の方に向かって、人が流れていくわけです。
(黄色い矢印の地点が私の家)

これが公園へ続く、人の波。(このまま歩き続けると、京急久里浜線の終点・三崎口駅にたどり着きます)
最初のうちは桜の樹はありません。

それが段々とこんな感じに。

河津桜は、ソメイヨシノに較べて、ピンク色が濃いのが特徴なんだとか。
桜まつりの期間は2/5~3/5を予定。平日はこんなものですが、土日となれば2千人近くは見物に来ていると思われます。
※3/5の三浦マラソンの日が最終日だと聞いていましたが、開花状況か、逞しい商売根性なのか12日まで延長されました。(そりゃ、そうだよね。通常なら客がいるのを目撃したことのない飲食店でも、昼時は行列してますからねぇ)



足元には菜の花もちゃっかり咲いていて、コントラストが鮮やか。

ちゃっかりついでに、道端で旬の三浦大根やキャベツを売っていて、結構買っていかれる方も。
(大根もキャベツも概ね100円です)


わかめ売ってる奴は誰だ?
20分歩くと、ようやく小松ヶ池公園に到着。

数年前までは京急が所有する空き地があって、そこにクルマが駐車できたそうなんですが、最近は売却され、マイカーで来ても停める場所がないので注意。

ここはまだ池がある場所とは離れたスペース。(ブルーシートを敷いて、宴会しているグループも見かけたような…)

そもそも河津桜という品種は熱海が有名ですよね?
やはり、静岡県賀茂郡原産の桜が植樹されていて、その数1,000本。

坂を登って、線路の向こうにある池サイドに向かいます。
ここで奇妙な画像が残っておりました。

坂の途中を、同じ色のコートを着た女性が並んで、ベビーカーを押している写真が撮れました。
でもよく見ると、

ひとりしかいません。
(地面の文字もずれてるし、手振れなんでしょうか?)



線路をまたぐ道路の金網越しに、京浜急行のレイルが見えます。

電車が来るタイミングで撮れたら、絶景間違いなしのアングル。
「絶対、よじ登って撮影するな」と看板が立っていました。
ただここらは、10分に一本がせいぜいのダイヤなので、私は待ちません。

さっき特急が通りすぎていたもんね。
丘の頂上にも、野菜の直売所。

この正面が、公園に入る入口。

↓別のルートからの合流地点。

こんな吊り橋もどきの木製の歩道が、池の周囲に渡らせてありました。

そして、池全体が見渡せる場所に。

まぁ、ここが桜と池のベストスポットなんでしょうね。
※ガイドブックによると、池の広さは1.5haとありますが、ヘクタールの大きさ自体が想像つかないので、規模がわからん。ただ渡り鳥が飛来するらしい。

ただ、上野公園のように宴会をやるようなスペースがなく、あまり人が滞留していません。

十数軒の露店が通路沿いに並び、軽食を販売していました。

朝飯がまだだった私も大判焼きを購入。
咲き始めた頃に一度訪ねているため、今回はあっさり帰路に向かいます。


高い場所から見ると、三浦市はたいてい一面の畑です。

無人販売も見慣れました。
坂を線路に沿って、降りていくと我が家です。

こちらのサイドは歩道がないため、迷った観光客以外はあまり歩いていません。

3月前半になると、さすがに緑色が目立つようになってきましたね。
そろそろ祭りも潮時で、静かな日常が戻りそうです。
まぁ地元にお金を落としてくれているんだから、文句を言ってはいけません。
(ちなみに、三崎口の駅からもアプローチできるそうです)

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