《大好きなお金の話をしよう #2》iDeCoの運用と給付申請について。投資信託の売却のタイミングが難しい~アーリーリタイア日記
iDeCoで110万円の運用益を捻出
iDeCoの口座が開設され、資金が三井住友信託から移管されたのが2023年5月19日。
そもそも普段の株式投資は楽天証券を使っていたので、このまま楽天でiDeCoを申し込んでもよかったのですが、
モバイル事業の赤字が吸収しきれず、海外での信用度もかなり落ちていると聞き、SBI証券でも口座を開いておいたほうがベターと判断したわけです。
住友信託で運用していた企業型確定拠出年金を、SBI証券のiDeCo口座に預け替えした金額は、2千万円に5%ほど足らない金額と言っておきましょう。退職年度の手取り年収4年分くらいかな。
実際のiDeCoでの運用は熟考の末、7月初旬に注文を入れました。
60歳を迎える翌年の5月に非課税のまま払い出しするつもりなので、減らさないことが当面のミッション。
*実際には私の勤務年数と運用した金額で鑑みると、完全に無税にするのは不可能でした。
ただ全部を元本保証の定期預金で固定するのは、あまりにも夢がないので、
全体の8割はあおぞらDC定期の預金保険。
残りの2割を純金のファンドと新興国債券のインデックス投信で各10%
のポートフォリオで運用することにしました。
(S&P500をベンチマークとした海外株式のファンドは、リセッションが騒がれるこの時期はちょっと怖いと判断)
7月初旬に約定してから5%ほどショートしていましたが、為替の影響か月末にはようやく2万円ほどプラスになりました。
ただし「iFree新興国債券インデックス」の値動き(13,998円→13,977円)が芳しくなかったため、8月22日に売却を決断。
その資金でスイッチング(預替)したのが「ニッセイ日経平均インデックスファンド」。
ここからはじっくり腰を据えて、ほったらかし投資に専念しました。(サイトは毎日見てますけど)
「あおぞらDC定期」については預金保険なので元本保証。(金利は0.01~0.03%)
残りの投資信託2本が健闘してくれました。
まずは「ニッセイ日経平均インデックスファンド」の基準価額推移はこちら。
2023年8月に20,450円だった基準価額が、翌年5月には24,500円近くまで上昇してます。ほぼ20%の上昇率。
90年代のバブル期の株価を抜き、2024年4月に4万円台を超えた日経平均と連動しているため、ここまでは順調に育っています。
続いて「三菱UFJ純金ファンド」の推移はもっと凄まじく…、
21,644円(2023年5月)~28,798円(2024年5月)。約1年で133%上昇しています。
ウクライナやイスラエルの戦争があったこともあり、安全資産の金が確実に上昇しています。
全体の80%を塩漬けにした状態でも、秋あたりから急激に資産残高が増え続けていきました。
ピークは2024年の4月16日。
ここがピークと気づき、売却してしまえば良かったんですが、色気を出して放置してしまったところ…。
翌日以降、10万円単位で連日急落を続け、5月10日の段階では▲40万円まで減らしました。
4月のGW前に香港・マカオ旅行に出かける準備でバタついていたことと、連休中は預け替えのタイミングが計りにくかったというのも理由のひとつ。
ここが底値だったらしく、5月2週目からは金価格も13,000円台を回復し、基準価額も戻ってきました。
10日後の資産残高は20万円以上回復しています。
三菱UFJ純金ファンドは5/21に前日比843円の急上昇。
ニッセイ日経平均インデックスも前日比181円の上昇。
明日・明後日で反落する可能性もありそうですが、「頭と尻尾はくれてやれ」は投資の有名な格言。
4月上旬には、SBI証券から〈確定拠出年金 受給資格取得のお知らせ〉も届いています。
できるだけ早く老齢給付金を一時金として受け取り、インカムゲイン(配当収入)などで定期的な収入となる新しい投資先へ移さなければなりません。
日経平均も金相場もこれ以上の上昇を望むには無理がありそう。
↓田中貴金属の金の店頭小売価格の推移も5/21をピークに下落中。
ここらで利益確定のために預け替えするタイミングかと考えました。
売却のエピソードは次ページへ。
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