【結果検証】函館スプリントステークス（2024/6/9 函館競馬場）

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レース展望

サマースプリントシリーズの第１戦は函館開幕週の日曜メイン「函館スプリングＳ」。
芝右回りの1200m戦。良馬場での開催です。
近年の当レースは洋芝にもかかわらず、1分7秒台の決着となることも多く、高速化している様子。
そのため差し有利になりやすい傾向があります。
50kg程度の軽斤量で出走できる３歳牝馬が上位を占めたこともありました。（ex.ナムラクレア）
今年は３歳馬の出走がないため、短距離重賞を争ってきた古馬たちが函館に集結しました。

人気は２枠の２頭に集まりました。
〇③アサカラキングは前々走の阪急杯（GⅡ/1400m）で2着。斎藤新騎手が継続騎乗し、前走は1200mのオープンで勝った逃げ馬です。単勝は2.5倍の１番人気。
◎④サトノレーヴは前々走の阪急杯は4着も、前走は中山開催の春雷Ｓで差し切り勝ち。1200mは５戦４勝と安定した実績のある馬です。単勝は3.8倍の２番人気ながら、ゲートの出遅れもなく先行力も確か。
近走の実績と調子ではこの２頭が良さそう。
逃げ馬である③は目標になりやすいことを考慮すれば、
本命は◎④サトノレーヴとします。
父はロードカナロアで母父はサクラバクシンオー。鞍上がモレイラからの乗り替わりでやや不安なものの、乗り慣れた浜中騎手なら問題はないでしょう。
３番手は▲⑩ウィングレイテストにしました。1200m戦は未出走とはいえ、昨秋の1400mのスワンSでは1着と、かつてのマイラーのイメージから年齢を重ね短距離馬に適性が移った印象があります。こちらも前づけしてチョイ差しのイメージ。松岡騎手の連続騎乗も後押しです。
もう1頭の▲は⑪ジャスティンスカイ。キタサンブラック産駒の牡4歳で、前走、鞍馬Ｓ勝ち。気性が前ががりでスプリントの方が走りやすいかも？
傾向として、馬体重470kg以上の大型馬の入着が多いというデータがあります。（昨年のキミワクイーンは442kgで勝っているけど…）
印は以下のとおり…
◎④サトノレーヴ（スプリント戦は6戦5勝)
〇③アサカラキング（ベストは1400mかも？)
▲⑩ウィングレイテスト（７歳馬ながら格なら最上位）
▲⑪ジャスティンスカイ（洛陽Ｓ勝ち馬。友道厩舎で短距離馬？）
△①サウザンサニー（３戦連続最速上り）
△⑤オタルエバー（近走は不調も13番人気なら）
△⑥シナモンスティック（函館のルメールこと丹内騎手騎乗）
△⑦シュバルツカイザー（11番人気。北海道だけは走る馬）
△⑧カルネアサーダ（8番人気。先行力期待）
△⑨キミワクイーン（昨年の勝ち馬。近走不振も…）
３番人気の⑬ビッグシーザーは私の印象では、時計のかかる馬場に適性がありそうなパワー型とみました。人気馬の中ではこれを消したいと考えます。

馬券購入

３連単は◎〇▲▲の上位４頭のマルチＢＯＸ。
④③⑩⑪のマルチで24通り。
基本は＠100円で、100倍を切る組み合わせのみ200円。

ヒモ６頭を３列目に組み込んだ３連複フォーメーションを買います。
④ー③⑩⑪ー①⑤⑥⑦⑧⑨

@100円。
夏競馬に入ったので、馬券購入額はなるべく5千円以下に抑えたいところ。

競走結果

レース直前に小雨が降ってきましたが、そのまま良馬場での開催。
◎④サトノレーヴが先行５～6番手からあっさり差し切りました。レースぶりも安定しています。その背後にいた▲⑩ウィングレイテストもきっちり伸びてきて2着を確保。
○③アサカラキングはゲートの出がいまいち悪くハナを切れず。追走に力を使ったのが堪えたか、4コーナー過ぎで脚色が鈍くなり９着に敗退。
私が軽視した⑬ビッグシーザーが馬群を最後に抜け出し外目から３着に食いこみました。
内を粘った△①サウザンサニーが４着でした。
データ通り500kg以上の大型馬が4着までを占めました。

払い戻しです。

１番人気が消えたため、馬連は34.7倍、３連単は402.1倍の高配当となりました。

敗者の結果論

◎→▲の決着で痛恨の馬券逃し。
３連複のヒモを探す際に、気持ちは人気馬④と③の２頭軸だったため、不人気の穴馬に目を奪われておりました。
そのため3番人気のビッグシーザーを希望的観測を込めて消してしまったわけです。
しかし、ダービーでダノンデサイルを消してしまったことと、今回の本命を当ててヒモ抜けしたことはショックが大きいです。
箸にも棒にも掛からない予想だった場合は、案外切り替えがきくんですが、この２回は何度テレビの前で床を叩いたことか。どよーんとした日曜の夜を過ごしたことは言うまでもありません。

馬券の検証

馬連も買っておけよって話です。

④ー⑩と④ー⑪は500円ずつでも勝っておくべきでしたね。
実は⑩ー⑪は買ってるんです。なぜ？？