熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#38《通算40回目のマカオ遠征は勝利で飾れたのか?》~2024年2月~

2日目:阿佐ヶ谷姉妹に相乗りして快勝

なんとなくウダウダしていたら11時過ぎに。
昼食は前回食べることができなかった紫芋フレンチトーストを求めて、マカオ半島北部の筷子基(フィッチケイ)エリアへ。

目当ての店は「三叔冰室」
昼下がりに訪問するとまったりした食堂ですが、ランチタイムのため学生で満席です。

しかし、メニューにはある〈紫芋のフレンチトースト〉がこの日も品切れ。

一度はオーダーが通ったものの、持ってきた伝票に違う品名が書かれていたので再確認したら、やはりこの日もできないと告げられました。
店員たちは若者なのに広東語しか通じないし、この店はちょっと厳しいです。
代案はこの日も〈髒髒流心西多士〉

オバルチン(日本でいうミロの粉末)で固めた香港式のフレンチトースト。パンが脂で揚げられているのが大きな特徴。
まずくはないんだけど納得がいかん。
*三叔冰室の詳細な記事はこちら。筷子基駅前「三叔冰室」の変わり種フレンチトースト《髒髒流心西多士》ってなんだ?〜マカオの微妙なグルメ㊽〜
釈然としない気持ちでブラついていたら、バス停が見当たらなくなってしまいました。
見かけた32番に乗ってみたら、すぐ終点に。循環ではないことが判り、近くにバス停があった29番を乗り継いで北京街へ戻りました。
そろそろカジノに気持ちが向きました。

近頃、相性のよいグランドリスボアへ。
席に着いたのは4階の緑金層。ミニマム300HK$のバカラテーブルを中心に様子を伺います。
最近注意しているのは、安易にゲームを始めないこと。
賭けたい一心で場の流れを無視して参加し、何度も痛い目に遭ってきました。
(そういえば前回の遠征も、バカラで5連敗発進し撤退の憂き目にあいました)
強硬なオカルト論者とは言いませんが、やはり入りやすい罫線(目の流れ)ってありますよね?

例えば上記のような罫線で、右端のようにプレイヤー(閒)が7回続いている状況で、相乗りするのが果たして勝率が高いのか?
プレイヤーのツラが始まった段階から見物していたのなら、賭けてもOKでしょう?(なぜもっと早く賭けてないのかという問題も残りますが)
でも通りがかりでこんな罫線を見つけて問答無用にチップを置くケースでは、負けていることが多い気がします。
展開を見極めていないツラ目はかなり危険。
今回はちょっとだけ下に落ち気味(微妙な表現でごめんなさい)の、300HK$のテーブルに着席しました。
前回の遠征時に残した香港ドルを使います。
7,000HK$でバイイン。
見を多めにチップを置き、30分ほどは平均2コマ分凹んている状況で…、
バンカー(庄)の10連勝に遭遇。
2回空けて、
今度はプレイヤー(閒)の7連チャン。
L字罫線が立て続けにきて、チップは一時9,000超え。
1万HK$が見えてきたかなと調子づいていると、流れが変わり3連敗を喫します。
ここは席を立ち、すぐさま撤退して両替。
熱くなっている心理状態では、賭けられないシチュエーションをわざと作るのが最も効果的かと。
7,000→8,000HK$。
300HK$のフラットベットだと大勝ちできないなぁ。
20分ほどブラついていると、端っこの300minのテーブルで阿佐ヶ谷姉妹そっくりのおばさん(もちろん中国人)が気になりました。
初心者っぽい手つきながら皆の逆目に500HK$を置いて、自分でカードをめくっては毎回勝っています。
無欲に映るこの阿佐ヶ谷姉妹は何か見えているのかも?
財布に帰ってきた8,000HK$を再度チップに替え、相乗りすることに。
やはりこのおばさん、強いです。いきなり5連勝。
一度負けて、また連勝。
私のチップもジャンプアップしましたが、この後一旦調子を崩したため私は撤退。
8,000→9,000HK$。
またしても千HK$(約2万円)勝たせていただきました。感謝感謝。
ピークの地点でやめてれば、この倍以上勝てている計算ですが、神様じゃないから判るわけがありません。
半千切りは撤退のサインです。
両替後にこのおばさんを観察していると、ただ戻り目に賭け続けているだけでした。ツラが出ない罫線だったため勝ち続けていたわけです。
一度色気を出して対子に賭けてペースを崩していましたが、また戻り目に賭け続けて10勝2敗くらいのペースで勝ってました。
2千HK$浮いたことだし、カジノはこれで満足。
今回の遠征ではしつこくバカラに時間を注ぎ込まず、勝ったら早めに離れるのがテーマ。
そう、名付けて《ヒット&アウェイ作戦》!!
例えば、1万HK$(約20万円)をチップに替え1時間程度勝負して、途中で2割の2千HK$(約4万円)勝ち越している状態があったとします。
そこをピークとして負けるゲームが増え、浮きが半分の1千HK$まで減ったとしたら、離れるタイミングと捉えます。ダラダラと未練がましく勝負を続けず、浮き玉が半千切りされたら自動的にやめる。
千HK$と聞けばショボいイメージもありますが、ローベッターの私からすれば2万円は結構大きいんです。
そしてテーブルを後にしたら、すぐにキャッシュに戻すのがミソ。休憩をこまめに入れて頭を冷やすんです。
これが今回の戦略。
そんなところで、昨夜夕食を共にした友人からLINEで連絡が。暇だから食事に行こうと。
30分後に合流し、久々に「松花湖水餃」に向かいました。

エンペラーホテル(帝濠酒店)の裏手だったんですけど、角を曲がった場所に移転しています。

2017年11月以来、約6年振り。リニューアル後は初来店です。

コタイのIRホテルにも出店する人気ですが、かつての本店は煩雑でガチャガチャ忙しい印象。英語も通じず店員の態度もかなり不愛想でした。
それが華麗なる変身。入口にいた案内係の女性からして、フレンドリーな態度で驚きました。
若くて感じのいい女性店員さんにお願いした料理は以下のとおり。





定評のある水餃子をはじめ、麻婆豆腐、牛肉麺、炒飯、東北大拉皮(高級冷やし中華のアタマだけみたい惣菜)を二人で平らげ、勘定は450HK$。
かつてはブログ上で酷評したこともありましたが、中国東北料理の良店と評価を改めます。
*松花湖水餃の詳細についてはこちらの記事で紹介しています。中国東北料理の名店「松花湖水餃」が完全リニューアル! 接客態度までリニューアル!?〜マカオの微妙なグルメ#52
青島ビール中瓶2本を空けたため、MGMマカオをちょっとだけ見物し、ほろ酔いでホテルへ帰還。
カジノも4万円近く勝利しているし、気分良く眠りにつきました。

続きを読む
2 / 4

こんな記事も読まれています。

  • コメント ( 2 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. KazeMakase

    J様
    ご無沙汰しております。1か月後の香港QE2世カップはまたMさんと観戦予定です。
    その次は12月の香港ですかね? 再びお会いできることを期待しております。

  2. マカオでの勝利?おめでとうございます
    次は4月の競馬なんですね
    私は12月に現地でお会いして以来なかなか行けませんが、またいつの日か現地でお会いできたらなあと思います