熱闘！香港競馬《2023年香港国際競走》〜４年振りの香港競馬観戦【シャティン競馬場への最適ルート解説付】〜

7R:香港マイル

「香港マイル」には注目の①ゴールデンシックスティが参戦します。
なにせ28戦25勝の香港の至宝。
今回で引退が囁かれる８歳騙馬ですが、デビューが新型コロナ発生とかぶっているため、私がその雄姿を目にするのも初めて。
去勢している影響か、なにせ尻がデカくてパワーのありそうな馬体です。
日本馬との勢力図では、モーリスがいた時代は日本馬優勢も、ビューティージェネレーションが活躍した時期とゴールデンシックスティが出現した現在は、完全に勝ち目が薄い状況。
隙間の2019年にアドマイヤマーズが勝利して以来、当レースでは３着がやっとです。
今年も安田記念勝ちの④セリフォス、マイルＣＳ１・2着の⑬ナミュールと⑤ソウルラッシュが参戦してきていますがどんなもんでしょう。
それであれば、香港馬の新勢力②カリフォルニアスパングルや⑦ビューティーエターナルの方が下剋上の可能性はありそう。

私の印です。
◎②カリフォルニアスパングル（GⅠ以外では①と互角。スミヨン騎乗で逆転も）
〇⑦ビューティーエターナル（前哨戦のJCマイル勝ち馬。パートンでGⅠ奪取も）
▲①ゴールデンシックスティ（大外の⑭に一抹の不安あり）
△⑤ソウルラッシュ（鞍上はモレイラ。日本馬なら香港に最も合いそう）
△④セリフォス（マイルＣＳは叩き台だと信じたい）
△⑬ナミュール（３番人気は荷が重くない？）
△⑭ディヴィーナ（佐々木オーナーの馬は海外で強いので）
欧州馬は捨てて、香港３強に日本勢が１頭でも絡めればという馬券の買い方をしました。
基本は◎～▲の３連単マルチ。日本馬が１着にくる３連単も応援馬券で押さえに。
またJRAオッズだと、②カリフォルニアスパングルと⑦ビューティーエターナルの単勝が売れていないので、逆転を狙って単勝を千円ずつ買いました。
ただ最後に返し馬を見ていて、あまりに①ゴールデンシックスティの気配が良かったため、①の３連単１着固定の馬券を買い足しました。

結果は、老兵①ゴールデンシックスティの圧勝!!
４コーナーを回ってから抜け出す一瞬の脚が抜群に早くて、強い強い。

香港の次世代を担うと思われた②カリフォルニアスパングルと⑦ビューティーエターナルが、掲示板を外れたのには正直びっくり。
２着に11番人気の⑩ヴォイッジバブルが入り、３着に⑬ナミュール、⑤ソウルラッシュは４着に終わりました。
なんか永遠の３馬身差のような気もします。

⑩ヴォイッジバブルの知名度が殆どなかったため、JRAの配当では馬連でも81.4倍。
３連単は99,530円と、約千倍の馬券となりました。

私としても⑩は完全に盲点。
聞けば、今年の香港ダービーの勝ち馬なんだとか。
前哨戦のJCマイルでも３着だし、不当に人気が低いなら押さえておくべきでした。前レースの教訓が生きていないです。でも馬連では買えんよなぁ～。

ゴールデンシックスティで勝利したＣ・ホー騎手は大変な喜びよう。
これが功を奏したのか来年の春まで残り３戦の現役続行が決まったようです。（引退後は日本で静養するんだとか）
さすがに平場から数えて６連敗していますので、さすがにまずい展開。同行のＭさんとの会話も弾みません。

次はGⅠ最後のレース「香港カップ」です。