祝復活!! 熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#35《3年半振りに上陸。マカオの今をお伝えします》~2023年6月~

3日目:なぜか豪雨の香港へ

この日は友人と香港を観光する約束です。
今回は6日間のロング滞在なので、1日くらいは香港の現在を見物しておきたいと思っていました。
ただこの日がベストだったかは……。

朝からフェリーターミナル(外港)へ。

上環行きは30~60分に1本出ていますが、九龍(尖沙咀)行きのフェリーは今だ運休中。
チケットを買う客の列もまばら。容易に次の便が取れました。

空が怪しげな色をしています。天気予報を見ても豪雨の予感。
上環に着いたのは12時前。最初にしたのはセブンイレブンで傘を買うことでした。
次にMTRの客務中心(カスタマーセンター)に立ち寄ります。

*画像は金鐘駅のカスタマーセンター。
目的は香港の交通系ICカード・オクトパス(八達通)のリアクティベート。
こちらも3年以上未使用だとロックされているようです。
ただしマカオと違い、地下鉄の窓口で簡単にロック解除が可能。
※オクトパスのアプリからもリアクティベートの手続きが可能とのご指摘をいただきました。
https://www.octopus.com.hk/sc/consumer/tourist/reactivate/index.html

持っていた2枚のオクトパスを窓口で提示し、
「Reacitivate, please. Adding value 50dollars  each charge.」 で通じました。

オクトパスを持っていないと、香港での活動がかなり不自由になるのでこれは必須です。
*オクトパスのロック解除方法の詳細はこちら。香港の交通系ICカード〈オクトパス(八達通)〉のロック解除方法徹底解説
しかして、香港市内はバケツを引っ繰り返したような猛烈な雨。散策もままなりません。
尖沙咀までMTRで移動し、束の間、屋外に出て「澳門茶餐廳」というチャーチャンテーン(香港式ファミレス)でランチを取ることに。

香港と云えば、西多士(フレンチトースト)と

菠蘿飽(パイナップルパン)と

どう注文を間違えたのか不明ですが、どちらもピーナッツクリームがたっぷり。
そして飲み物は鴛鴦(インヨン)。*コーヒーと紅茶をミックスした謎のドリンク。
香港観光の目的地は「車公廟」。
道教の有名なお寺で地下鉄で約1時間。競馬場のある沙田の近くです。

豪雨の中でも、熱心な信者さんが参拝に訪れていて、ごっつい線香を持って大きな掛け声で集団でご祈祷していました。(この赤い服の集団はなんだろう?)
こちらが13世紀の南宋時代の軍司令官・車公さん。

伝染病を退治するのが目的でこの像を奉納したと云われていますが、この寺が完成した日に伝染病は消失したという伝説があるそうです。
MTRの最寄り駅からこのお寺へ行き来するにも難儀するくらい雨が降っておりました。
道路が冠水していて、場所によっては足首あたりまで浸かる状態。


香港観光はもはや無理と判断し、フェリーが動いている間にマカオに戻ることに。
上環で夕方15時半発のフェリーに乗った頃には、空が明るくなってきたのはよくある話。
相変わらず香港の市民は活動的です。動く歩道の上でも、彼らは驚異のスピードで走り抜けていきます。
「Why HongKong’s peple always run on moving walkway?」
どこかおっとりしたマカオ市民とはエラい違い。生き急いでんなぁ。
この日は雨の中、13.9km歩いています。ついに2万歩突破。
とにかくホテルの部屋で濡れた身体を乾かして小休止。
日が暮れた21時。
今日も今日とてグランドリスボアに出没です。

「他に知らんのか?」と云われそうですが、雨もあり、まだ充分なカジノホッピングができておらず、リオや萬龍も潰れてしまい、取り急ぎグラリスしか選択肢が浮かびません。
カジノ内に掲示されているPOPを見たら、会員証のデザインが変わっていたため、メンバーデスクで新しいリスボアカードに更新していただきました。

もはや連敗スタートがデフォルトといった感じ。
300HK$と200HK$のバカラ卓をうろうろしますが、調子は最悪です。立ち張りで少し戻しても浮上せず。
結果は3,000→2,000HK$。
大負けはしないものの、微妙に減らしてます。
ここは退散して、宿泊先のカジノを試してみました。
皇家金堡娯楽場(カサレアルカジノ)。

金曜夜ながら、グラリス以上の激混み。
バカラのミニマムベットが200HK$(結構、卓数あり)で、外張りの客も含め賑わっています。
思うに、近隣の同レベルのカジノが数軒閉鎖された影響で、客が集約されて増えている可能性がありますね。
全てのテーブルが、バンカーが勝つと5%引かれる、いわゆるコミッションバカラです。
私としてはカサレアルカジノでプレイするのは5年振り。
なかなか席も空かないし、ツラ目が頻出しているわけでもありません。小一時間だけ興じます。
2,000→2,000HK$。
勝ったり負けたりで300HK$(1コマ分)以上浮かないのが歯がゆいです。
疲れ果て、部屋に帰還。晩飯も食う気になれず。コンビニで買っておいたポテチで済ませ就寝。
カジノ戦績はここまで通算2,300HK$(約41,400円)の負け。
明日からは本格的にカジノ活動を開始します。

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  • コメント ( 6 )

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  1. KazeMakase

    30代男さん
    コメントと激励ありがとうございました。グランドラパいいですよねぇ。
    バビロンというカジノを知らなかったので調べてみたら、フィッシャーマンズワーフ内にカジノがあったんですね。
    マカオ半島側で足を踏み入れていないカジノはない思いこんでいたので、驚きました。
    次回の訪澳の際は潜入してみます。

  2. 30代男

    KazeMakaseさん、こんにちは。

    2020年2月以来マカオはご無沙汰な30代男です。
    (コロナで騒ぎ始め頃でマスク必須だけど、市内ではどこもマスクが買えないというギリギリのタイミングまで行っていました)

    KazeMakaseさんが書かれているような平場カジノを私も数多く訪れていたので、興味深い内容で楽しく一気に読ませていただきました。
    ※金沙カジノ横の東方カジノが集美カジノだった頃から行っていました。グランドラパは私も思い出深く、マカオで初めて泊まったホテルです!

    もしまた近々行かれることがありましたら、他のカジノのパトロール情報も楽しみにしてます!
    (カムペックとかフォーチュナ、バビロンとかもどうなったんだろうと気になってます)

    SJM系の衛星カジノが影響を受けたなら、リスボアパレスにはちゃんと人は入っているんですかねぇ~

    引き続き、KazeMakaseさんのマカオ記事楽しみにしております~

  3. KazeMakase

    えあーず様
    ご無沙汰しております。田町でマカオについてお話しさせていただいた頃が懐かしいです。
    年齢的なものか、マカオのこの時期の気候は身体に堪えました。
    新しいIRの建設ラッシュで、マカオも新陳代謝の時期に入っているようです。まぁこれも時の流れかと。
    それでも安全ですし、食事も安定して美味しいので観光地としては秀逸かと思いました。

  4. えあーず

    こんにちわ、お疲れ様でした。
    その後、体調の方は如何ですか?

    しかしマカオもかなり変わってしまったのですね、私も数回お世話になったリオの惨状には涙が。。。
    円安も相変わらずだし、エアーも高いし、当方パスポートも切れてしまい腰が重い状態です。
    そういえば香港ドルも手放してしまったなぁ。
    唯一有るのはオクトパス&マカオパスですw、ロック解除参考になりました。

    続編&次の戦いも楽しみにしています。

  5. KazeMakase

    もち様
    ご閲覧ありがとうございました。
    両替レートについては今後の課題ですね。個人的にはマネパカードが廃止されてしまったのと、リオカジノがなくなったことでホールドしてくれる場所を探すのが大変です。
    日本円→香港ドルよりも香港ドル→日本円をどうするかで難儀しそうですね。
    ご旅行の前に、ご質問などありましたら送ってください。わかる範囲でお答えします。

  6. もち

    マカオ旅行お疲れ様です。
    グラリスの両替レート悪いですね。思い出横丁の両替商のほうがむしろレートが良いような・・・。香港とかだったらまた違うのかな。
    RIOのカジノが無くなってしまったのは寂しいですね。半島側のWynnやMGMもコロナ前は500の台が結構あった記憶ですが、今は最低ベッドも高いのですね。
    自分も早くマカオに再訪してみたいです。
    レポ参考になりました。ありがとうございました。