浅草橋名物【ストーン】の焼きカレー〜東京の微妙なグルメ#1

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下町の洋食グルメ

東京に「浅草橋」という駅があります。JR秋葉原駅から総武線で、千葉側の一駅先の、雛人形なんかで有名な街。
「人形の久月」とか「顔がいのちの吉~徳~」なんかの有名どころは、すべて浅草橋に本社を置くと言っても過言ではありません。

東京出身の方なら不思議でもなんでもないと思いますが、
浅草は上野エリア、浅草橋は秋葉原エリアにあります。
日本橋側とも言えます。人形町や馬喰町も徒歩で歩けるほどの距離。
特に浅草橋にゆかりが深いわけではないのですが、仕事の取引先に、職場の上司を連れて訪問する機会が最近ありました。関西から転勤で来られたばかりということもあったので、せっかくなら有名なお店に行きましょうということで、朝の通勤電車で検索。
で、評判が良かったのが以下の4軒。
「日本焼肉党」「たいこ茶屋」「丸山吉平」そして「ストーン」。
どこがいい?ということで、じっくり吟味。
「日本焼肉党」は、〈山形の和牛を一頭買いして食べさせる大衆肉酒場〉がコンセプト。 ただ50過ぎの中年オヤジが、昼間っからランチするには、ちと重いかと却下。
「たいこ茶屋」は、刺身食べ放題のランチバイキングが売りの店。バスツアーで集客しているほどの大箱で、夜になるとマグロの解体ショーまでやってる盛況ぶり。朝の10時から整理券を配っているそうで、3交代の時間制のよう。
商用の前に寄る店ではないわな。却下。
「丸山吉平」は、都内屈指のとんかつ屋という評判も聞く良店。
とんかつ御三家のブログ記事までまとめた私としては、食してみたい欲望はあったのですが、如何せん、駅から遠く、目的地の取引先からは駅の逆側だったため断念。
ということで、上司と相談の上、「ストーン」とあいなりました。(長い!)



ストーンの名物「焼きカレー」


昭和の色合いを濃く残す、レトロな雰囲気の喫茶店風情。
ここの名物は「焼きカレー」らしいです。
どんな感じなのでしょう? カレードリア風?
中に入ると、イメージそのままに20席くらいのテーブル席。椅子がびっしりと並べられ、午前11時45分だというに、客が隙間なく座っています。男女の割合は半々。我々の後にも、次々、客が入ってきます。
年配の女性ふたりがお店を切り盛りしていて、厨房には中年のコックさんが1名。どんどん注文をさばいています。
メニューは焼きカレーが800円で、コーヒーまたは紅茶付き。(大盛りは1,000円)
他にも焼きスパゲティーやら、焼きハンバーグ、焼きロールキャベツ、焼き焼きそばなるものまで載っています。
なんでもオーブンで焼く店なんでしょうか? 興味が注がれます。
*下は画像は、夜のメニューのようでした。

我々は基本に忠実に、焼きカレーの大盛りを2つ注文。辛さは選べないようです。
先にサラダを受け取って、期待を胸にカレーを待ちます。
10分ほど待って、「焼きカレー」登場。

器は土鍋です。ブロッコリーとウィンナーとともに結構な量のチーズが乗っています。
私の予想では、山口県の門司港焼きカレーを想像していましたが、それより容器が深い!
カレードリアではなさそうです。

スプーンで崩して、混ぜてみるとこんな感じ。明らかにスープの水分量が多いです。ドリアじゃない。
底に卵が入っていたようで、黄身を潰しながら食べるようです。
味はというと、ガツンと来る辛さではなく、果物(りんごとハチミツ)系の日本人の口に合うカレー。チーズと卵で癖を整えたって感じでしょうか。最後に程良く、辛みが追いかけてきます。
少し肌寒い日だったので、卵が絡んでマイルドになると、カレーおじやっぽくて、なかなかでした。
「スープカレーもいいけど、焼きカレーもね」ってことで、たまにはいいかも?
場所は浅草橋東口から1分です。日曜定休で、夜23時まで営業しているそうです。
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