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台湾の人気スイーツ〈パイナップルケーキ〉を食べ較べてみました!! 人気の2店を徹底比較!~台湾の微妙グルメ⑥

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▶ 目次
台湾のパイナップルケーキ
微熱山丘(サニーヒルズ)
ホテルメトロポリタンプレミア台北
微熱山丘vsJR東日本大飯店、いざ対決!
追記:友人が買ったホテルオークラ

台湾のパイナップルケーキ

台湾の代表的スイーツといえば「マンゴーかき氷」に「豆花(ドウファ)」、それに土産の定番「パイナップルケーキ」でしょうか。
今回はパイナップルケーキで代表的な3店舗(友人が買った1店舗を含む)を食べ較べてみました。
そもそもパイナップルケーキとはクッキー生地でパイナップルジャム(ペースト)を包み焼き上げたお菓子。
通常の中国語では《鳳梨酥》と書き【フォンリースー】と読みます。
ただし台湾ではそれを【オンライソー】と呼ぶ場合もあるんだとか。
「オンライ」の発音が「福が来る」を意味する「旺來」に似ていることから「旺來酥(オンライソー)」というんだそう。
さらにパイナップルケーキには《土鳳梨酥(トゥ フォン リー スゥ)》と鳳梨酥《(フォンリースー)》の2種類があり、パイナップルの割合で異なります。
《土鳳梨酥》はパイナップル100%で、賞味期限が短いのが特徴。
《鳳梨酥》には冬瓜を加えることでパイナップルの酸味をマイルドにし、なめらかな食感にしたもの。
私自身、台湾滞在の当初はあまり興味がなかったのですが、同行した友人がホテルオークラ(大倉久和大飯店)のパイナップルケーキを大量に買いこんでいたことから、その秘密を探ってみたくなりました。
ではまず購入したお店の紹介から。

微熱山丘(サニーヒルズ)

最初にご紹介する「微熱山丘(サニーヒルズ)」はある意味、最も有名なパイナップルケーキのブランドかも。
その証拠に桃園空港や台北101にも出店しています。
特に民生公園そばにある本店では、訪れた客を店内のテーブル席に案内し、パイナップルケーキとお茶を振舞う試食サービスがあるんだとか。普通に考えれば千円近い価値のある太っ腹なマーケティング戦略ですよね。
まぁ買わないで帰れないように客を拉致しているとも考えられますが…。
で、拉致も辞さない私が向かったのは台北101店。
MRTを乗り継ぎ、淡水信義線の台北101/世貿駅へ。

地上から見上げると台北101も迫力があります。

4番出口から繋がる地上1階のショッピングフロアを入ってすぐ左側に「微熱山丘(サニーヒルズ)」の台北101店がありました。

売場はこんな感じ。他の店の奥にあるのでしっかり探しましょう。
ちなみに店の入口右手には小籠包で名を馳せた「県泰豊」の101店がドドーンと構えています。

結構エグい行列。白人が多かったような。

微熱山丘に戻ると、専門店らしくさすがのラインナップ。
ただしこちらでは本店のような試食サービスはありません。


微熱山丘は台湾産のパイナップルを100%を使用したいわゆる〈土鳳梨酥〉が特徴。
南投産を使っているという話。
値段は6個入/300元、10個入/500元。最少単位の2個入は100元。
1個約240円といったところです。
アップルケーキ(草苺蘋果酥)も評判がいいと聞いています。(6個入/390元)
私が買ったのはパイナップルとアップルケーキを1個ずつ揃えた2個セットを2つ購入。
@110元。この日の為替レートで約550円。

アパートのお二階さんへのお土産はこれにしました。
(正直、物凄く評判がよく、渡した翌朝にお返しで苺(とちおとめ)が届いたほど)

ホテルメトロポリタンプレミア台北

続いて向かったのは、南京東路沿いにある「ホテルメトロポリタンプレミア台北(JR東日本大飯店)」

MRT松山新店線の南京復興駅から徒歩5分くらい。

入口を入ったすぐ左側にスイーツショップがあります。

日本のホテルらしく、制服を着た女性店員がきっちりお出迎え。
近づくと試食用のショーケースの蓋を取って、食べさせてくれました。

お店側の触れ込みでは〈台湾産バニラをエッセンスに繊細で上品、ほんのりとした甘さ、クリーミーなやさしさを感じていただけます〉とのこと。
表皮のクッキー記事にバニラを使っているのが他店にない特徴かもしれませんね。
お値段のほうは…、
左は4個入りの箱で260元。右のビニールの小袋は2個入/110元。

細長い箱は6個入で360元。

1個あたり55元相当なので、約300円の計算です。
私は2個入りを3セット、6個入りを1つ購入。〆て690元のお買い物。
三浦海岸駅周辺の行きつけの飲食店へのお土産はこちらでした。
(こちらも好感触で、海岸前のカフェの奥様がその美味しさを興奮気味にお話しされていました)

微熱山丘vsJR東日本大飯店、いざ対決!

試食は帰国翌日に行いました。
普段、香港やマカオで買ってきた土産を自分で食べることは意外と少なくて、お渡しした方に後で結構しつこく尋ねるんです。「感謝しなくていいから、感想を教えて」とよく言います。
不味かった場合も聞いておかないと、別の人に渡しちゃうケースもありますからね。
(我が実妹は土産をあげても全くレスポンスがありません。礼儀知らずな女です)
今回は数
か所にバラまく前に味見を済ませてしまいます。
封を開けたのはこの2品。

こちらは微熱山丘(サニーヒルズ)のコンビ商品。

こちらはホテルメトロポリタンの2個入り。

皿に並べるとこんな感じ。

左側のメトロポリタンは案外スクエアです。
右側の微熱山丘の手前のピンクのコーティングはアップルケーキかと。
ホテルメトロポリタンプレミア台北から

開封するとホントに四角い。
特徴はバニラ風味のクッキー生地でしたね。

外側の生地は思ったほど硬くありません。
とはいえ、カントリーマームまで柔らかくもないかなぁ?

バニラ風味は少し感じる程度。言われてみればのレベルです。
中身のジャムは甘すぎない自然な味。噛んでいるとたまに果肉の芯があって天然のパインを実感します。
ヌガーみたいな食感だと嫌だなぁと思っていたのですが、それは全くなし。
1個あたり238klでした。

賞味期限は2025年3月11日。購入日から4週間。
続いて微熱山丘(サニーヒルズ)のパイナップルケーキ。

メトロポリタンより細長く単純にサイズがデカいです。

外側はメトロポリタンよりやや柔らかい歯応え。
カントリーマームをイメージしてください。

果肉の繊維が目に見えて分かりますよね。ジャムはメトロポリタンよりも甘さはなく。酸味も感じます。
普通に旨いです。
甘いのを嫌う人はこっちが好きかも?
1個当たり205klでした。
微熱山丘のアップルケーキも食べてみます。

アップルクリームと想像できるコーティングが特徴。

クッキー生地の硬さはパイナップルと同レベル。

小粒に砕かれたリンゴの食感がいいですねぇ。
ジャムの風味は不自然な甘みはなく、やや酸味を感じます。
1個あたり185kl。
賞味期限は共通で購入日基準で5週間。

では判定です。
パイナップルケーキのみの勝負なら、
僅かに微熱山丘が好みですかね~。
硬すぎない生地に軍配を上げます。
中身のジャムも混ざり物なしで自然な甘みがOK牧場。
ただし、元来、アップルパイが好きな私は
総合的にはアップルケーキが最も好みかも?

台湾のスイーツだからか、豆乳との相性よしでした。
4つ食べて約800kl。これで晩飯は抜きとなりました。

友人が買ったホテルオークラ

今回、台北に同行した中学の友人P君は、オークラプレステージ台北(大倉久和大飯店)のパイナップルケーキを買って帰りました。

場所は中山駅から徒歩数分。
1階の「The Nine 烘焙坊」というベーカリーショップで売ってるんだとか。


エレガントなパッケージ(包装)も人気の理由。
12個入で550元。(1個あたりの換算で215円)

これを見ると微熱山丘やメトロポリタンが簡素に感じます。

開封した絵も高級菓子。

オークラのパイナップルケーキは、台湾産の金鑽パイン(金鑚鳳梨)を100%使用しているのが特徴。
「中身はパイナップルのジャムっぽい」というのがP君の感想。
厚めのクッキー生地にはバターがふんだんに使われているって話で、P君の印象では「外は堅めだけどしっとり感はある」んだとか。1個あたり218.6kcl。保存期限は20日。
12個入りが最少単位という噂もありますが、このパッケージにはグッときます。
大事な方へ贈るなら、これが一番かも?

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